2017年1月10日更新
急増しているスマホ(携帯)依存症とは?スマホ依存症を治したい方へ。症状と改善の方法
四六時中スマホが手放せない、スマホがないと不安、スマホのいじりすぎて体調不良。そんなあなたはスマホ依存症の可能性があります。スマホ依存症は実は身近でとても危険なものですが、現代では急増しています。そんなスマホ依存症の症状を知り、スマホ依存症を改善しましょう!
スマホ依存症の実態
街中を歩いているとき、電車に乗っているときなど、ふと周りを見渡すと携帯電話やスマートフォンを見ている人がほとんどではないでしょうか。
2012年を過ぎて携帯電話の所有率は100%を超えました。さらに近年スマートフォンの普及が著しく、気軽にインターネットに繋げられる、どこにいても人と連絡が取れる、ゲームができると携帯電話やスマートフォンとの距離が格段に縮まりました。そのためスマートフォンとの距離感が掴めず、一日中スマートフォンに時間を費やす、自分のやるべき事をしないでスマートフォンをいじる、その結果睡眠障害や体調不良を訴えるなどスマホ依存症に陥る人が急増しているのです。
スマホ依存症の症状とは
スマホ依存症になると暇な時に常にスマホをいじるだけでなく、歩いている時や運転中にもかかわらずスマホをいじったり、仕事中でもスマホを手放せない、スマホをいじることに夢中になり自分のやるべき事をおざなりにしてしまうなど、生活の中心がスマートフォンになります。
また以下の健康被害も発症します。
睡眠障害
寝る直前までスマートフォンを見ている行為は、ブルーライトを浴びているために常に交感神経が高まる、また次から次へと調べ物をしたりゲームを続けたりすることによって脳が覚醒するため、脳機能が休まらず質の良い睡眠が取れなくなります。それが積み重なることによって睡眠障害になる恐れがあります。
様々な健康被害
長時間同じ姿勢でスマートフォンを見ていると、筋肉が凝り固まり、姿勢が悪くなります(猫背やストレートネックの原因)。それが頭痛や肩凝りの原因になります。
また、姿勢の悪さから血行不良となり頭痛や肩凝りだけでなく、浮腫み、冷え性、肌荒れ、肥満傾向、腹痛、倦怠感、疲労感など身体に様々な悪影響を及ぼします。
スマホたるみ
長時間のスマートフォンの見過ぎにより、姿勢が悪くなることや表情筋が落ちることが原因で老け顔になってしまうことです。
小指の変形
小指にスマートフォンを乗っけて他の指で支えている状態が慢性的になることにより、スマートフォンの重みで小指が変形してしまいます。
スマホ老眼
老眼は通常40代後半から始まると言われていますが、スマートフォンの画面の見過ぎが原因で20代、30代のうちから近いものがボヤけて見えたり遠くのものが見えないなど老眼の症状が出始めてしまいます。
精神病
SNS上で人の投稿見て一喜一憂したり、仲間はずれを恐れたりなど、人間関係に不安を抱いてしまったり、上手くいかなくなって精神的に病を抱えたり、姿勢の悪さから自律神経が乱れてうつ病のような症状が出たりします。
スマホ依存度チェック
あなたはスマホ依存症の自覚がありますか?スマートフォンがあまりに身近になってしまったため、自覚なしにスマホ依存に陥っている人が多く存在します。
自分がスマホ依存症になっていないか、以下の項目をチェックしてみましょう。
- スマホがないと落ち着かない
- 常にスマホ片手に歩いている
- 電波のないところにいるとイライラする
- 用もないのにとりあえずスマホをいじる
- ゲームやSNS
- 友人や家族といるのにも関わらずスマホをいじる
- 仕事の合間にもスマホをいじる
- お風呂やトイレにスマホを持ち込む
- LINEやメールの返信が遅いとイライラする
- 歩いている時、運転中にも関わらずスマホをいじる
- 常に疲れ目
- 頭痛や肩凝りが激しい
- 小指が変形している
- 顔のたるみが気になる
- 姿勢が悪い(猫背、ストレートネック)
- 自分や他人のSNSの反応が気になる
- LINEやSNSなどを通して常にスマホ上で人と繋がっていないと不安
- スマホ上での人間関係に不安がある
- 誰かから連絡が来ていないか、SNSの反応はどうか、暇さえあればチェックする
どうでしたか?
10個以上当てはまったら重度のスマホ依存症と言えるでしょう。今すぐスマホ依存症の克服が必要です。
スマホ依存症を克服する方法
スマホ依存症を治すのにはとにかくスマートフォンとの距離を離すことが大前提です。スマートフォンと自分の距離を離す習慣をご紹介します。
- スマートフォンや携帯はカバンの中にしまうようにする
- 人といる時はスマートフォンや携帯を出さない、必要最低限な時以外は触らない
- ニュースはテレビや新聞で見る
- 調べ物をするときはなるべく本を使う
- ゲームやSNSを見ている時間を習い事や趣味の時間にあてる
- 電車の中の移動時間などは人といたら会話をしたり、本を読んだり外を眺めたりして時間を潰す
- 寝る1時間前にはスマートフォンを見ないようにする
- 人といる時間や、運動する時間、趣味をする時間を増やす
スマホ依存を治そう
いかがでしょうか?スマホ依存症になっていませんでしたか?
スマートフォンを見ているときは一人の世界に入ってしまい、段々に社会との交流を遮断してしまいがちになります。画面の中の情報にとらわれず、社会に目を向け人との交流を大切にしましょう。いきて行く上で大切なことは何より人との交流です。
まずはスマートフォンから離れる時間を1日5分から始めましょう。それを5分から10分、20分と日に日に伸ばしてみましょう。スマホ依存は必ず克服できるものです。