2016年12月13日更新

他人の評価ばかり気になる人が気にしなくなるための方法

他人からの評価

他人の評価ばかり気にして生きるのが苦しくなっていませんか?他人の評価を気にせず自分軸で生きていけば毎日楽しく生活できるようになり、幸せがたくさん訪れます。

  1. 目次
  2. 他人の評価が気になる原因
  3. 自尊心が低いと他人に振り回される
  4. 他人からの評価を気にすることは無意味だと知る
  5. 他人の評価を気にしない方法
  6. 他人の評価に振り回されないで生きていこう

他人の評価が気になる原因

人と比べる

あの人と比べて自分はどう見られているか、あの人と比べて自分はどう評価されているかなど、常に他人と比べた自分の姿を気にして人との勝ち負けを気にしている人は常に他人から見た自分を意識してしまいます。完璧主義の人やプライドが高い人に多く見られます。

承認欲求が強い

承認欲求とは人に認められたい、尊敬されたいという願望です。人に認められたり尊敬される事が自分のステータスとなっている人、人の上に立つ立場につくのが好きな人に多く見られます。

良い人でいたいと思う

誰にでも好かれようとしたり、誰にでも「○○さんは良い人だね」と言われることを望んでいる人に多く見られます。誰にでも好かれようとするので、人によって態度を変えたり、八方美人になる傾向があります。

自己評価が低い

できているのにできていないと思ったり、自分は何をやってもダメだ、足りないと思う感情が非常に強い人です。自己評価が低いと何をやってもダメな人間だと人にも思われているだろうと思い、どんどんネガティヴになっていってしまいます。
劣等感が強い、コンプレックスを持っている人に多く見られます。

自尊心が低いと他人に振り回される

自尊心とは自分に対しての肯定的な意識のことで、これはほぼ無意識的なもで自分の潜在意識の中にすり込まれている感情のことです。自尊心があれば自分を肯定できるため、自信が持てますし自分を認めることができ、確たる自分を持って生きて行くことができます。
しかし自尊心の低い人は、自分に対してネガティヴな自己認識をしてしまいます。「自分はダメ人間だ、他人からもダメ人間だと思われている。」というように。そのため人からどう見られているかを強く気にしてしまい、人に好かれたい、良い人と思われたい、認めてもらいたいという気持ちが強く起こります。そういった感情が強くなると、常に他人からどう見られているか、どう思われているかを気にしてしまうため、生きる軸が自分軸ではなく他人軸になるので、結果他人に振り回されてしまうことになります。

他人からの評価を気にすることは無意味だと知る

他人と比べたり、他人からの評価を受けて自分の成長に繋げられる、自分の今後の指針になるのならば人から刺激を受けることは大いに結構です。
しかし逆に自分を追い詰めているのならば、他人からの評価を気にしている限り劣等感やコンプレックスからは抜けられません。
他人からの評価というのはただの一部の評価であって、それが100%正しい意見ではないからです。そもそも人の意見に正解不正解はありません。人の価値観というのはただの賛成派が多いか反対派が多いか、その価値観が多数派なのか少数派なのかで動いています。ですから、ある人からの評価だけを気にしていることは無意味なのです。
自分に自信がない、人に認められたいと思うと、自分が少数派に位置されることに不安を抱き、それが結果として人の評価を気にすることになり、自分軸では生きられなくなるのです。

他人の評価を気にしない方法

自信を持つ

ありのままの自分を受け止める

良いところも悪いところもあっての自分です。人間ですから短所があって当然です。できないことがあるのも当たり前です。悪いところがあるからその人の価値が下がる訳ではありません。長所も短所もその人の個性の一つです。ありのままの自分を受け止めることができるということは、自分を大切にできるということです。

自信を持つ

ありのままの自分を受け入れることができれば自信持つことができます。自信を持てば自分軸で物事を考えることができるので、他人を気にしたり、他人に認められたいと思ったりすることがななくなり、他人に振り回されることがなくなります。

他人から見た自分への意見は何通りもある

自分が他人をどう思うかは人とは違いますよね。
10人中9人がその人のことを良いと思っていても自分は良くないと思うことがあると思います。それと同じで、他人から見た自分の映り方は人それぞれなので、ある人一人からの評価にとらわれないことです。自分が他人をどう思うかと同じように、人からも様々な意見で見られているということを頭に置いておきましょう。

他人と比べない

他人と比べてしまう時は大概他人の良いところだけを見ています。自分は自分のこと良いところも悪いところも知っています。その良いところと悪いところがある自分と他人の良いところだけを見て評価するのは平等な考え方とは言えません。他人の良いところを見たら「良い」と認めましょう。そしてその「良い」と自分を比べる事はやめましょう。他人の良いところを取り入れようとするのは自分の成長に繋がりますが、他人と自分を比べる事は何の意味もありません。

自尊心を高める

自尊心を高めるというのはただ単に何の根拠もなく自身を持ったり、自己愛に陥ったりすることとは違います。
客観的に自分を見て、自分の良いところも悪いところも知り、それを正しく認識することです。ありのままの自分を正しく認識した上でありのままの自分を受け入れることができれば自尊心が高めていくことができます。自尊心が高まれば他人の評価を気にすることはなくなるでしょう。

他人の評価に振り回されないで生きていこう

人からの評価は一部の評価であり、それが絶対的な評価ではありません。その評価ばかりに振り回されていると自分を大切にすることができず、うつ病などになり兼ねません。自分を大切にできるのは他ならぬ自分です。ありのままの自分を受け入れて、他人の評価を気にせず自分軸で物事を考えて生きていきましょう。