2017年5月31日更新

喜怒哀楽の激しい性格の原因や治したいと思う人への方法について

あなたの周りには、明らかに喜怒哀楽が激しい人はいますか?もしくは、自分に対して「喜怒哀楽が激しい性格だなぁー」と思うことはあるでしょうか。喜怒哀楽というのは、その文字の通り喜び・怒り・哀しみ・楽しいといった感情を持っていること。喜怒哀楽が激しいと、おのずと良くも悪くも起伏が激しくなりますよね。今回は、そんな喜怒哀楽の激しい性格の人の性格的特徴や原因、またデメリットや治す方法について考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 喜怒哀楽が激しい人の性格的特徴や原因
  3. 喜怒哀楽が激しい人のデメリット
  4. 喜怒哀楽の激しさを治したいのなら
  5. 喜怒哀楽の激しさは人間らしさでもある

喜怒哀楽が激しい人の性格的特徴や原因

喜怒哀楽が激しい人

まずは、喜怒哀楽が激しい人の性格的特徴や原因について挙げていきましょう。

感情的になって考える

感情的になって行動することが多いのが、喜怒哀楽の激しい人の特徴です。そのため頭では分かっていつつも、ついイラッとしてしまったり行動に起こしてしまいます。人は感情が高ぶることがあったとしても、まずは頭で冷静な判断をしようとします。そのため、大半の人達は理性に基づいた行動を取ることが出来るのです。しかしながら、喜怒哀楽が激しい人はその場の感情に咄嗟に左右されて行動を起こしてしまいます。そして、それが良い方向に動くことがあれば悪い方向へ向かってしまいトラブルになってしまう可能性も無きにしも非ずなので注意が必要です。

衝動的な行動が多い

その場の感情に促されて相同的な行動を取ってしまうことが多いのも、喜怒哀楽が激しい人の特徴といえます。楽しいことがあった場合には我を忘れて熱中をしてしまい、他のことを忘れてしまいます。また反対に、悲しいことがあれば周りに人がいても気にせずに泣き出すことも。腹が立つ対応をされればカッとなって怒り出すようなことも考えられますし、トラブルメーカーとして扱われてしまうこともあります。

すぐに泣いてしまう

喜怒哀楽が激しい人というのは、それだけ感受性が豊かです。なので、テレビや映画を観ながら感動的なシーンや悲しいシーンがあるとすぐに泣いてしまうといった傾向があります。涙もろいのです。いい大人があまりにも泣きじゃくると引かれてしまう可能性もありますが、それだけ人や物語に対して感情移入しやすいということ。例えば恋人と感動する映画を観ていて彼女が泣いてしまったら、引くどころか愛おしいと感じることでしょう。

細かいことへの気遣いが可能

喜怒哀楽が激しいと聞くと、相手にするのが面倒なのではないかといった印象を受けますよね。しかし、喜怒哀楽が激しい人は誰よりも感受性が豊かです。そのため何事に対しても「自分が相手の立場だったら…」と考える傾向があります。その結果として、どんな時でも相手に対して細やかな気遣いが出来る人も少なくはありません。とはいえ、やはり喜怒哀楽の激しさを持ち合わせている性格です。相手を思って細やかな気遣いをしたにもかかわらず反応が悪かったりすると、ついムカッときてしまう可能性もあります。

考え過ぎるところがある

喜怒哀楽が激しい人は、意外にもひとつの物事に対して考え過ぎる傾向があります。それだけ、いつも物事に対して自分の感情を真剣にぶつけています。対象となる物事に対して、真っ直ぐに「ああでもない、こうでもない」と夢中になって心を砕くため、なかなか結論が出せずに考え込んでしまうのです。

喜怒哀楽が激しい人のデメリット

喜怒哀楽が激しい人には、それなりにデメリットがあります。

トラブルに巻き込まれやすい

喜怒哀楽が激しい人は、トラブルに巻き込まれやすいです。時には、感情の起伏の激しさが災いして自分自身がトラブルの火種になってしまう可能性もあります。本人には悪気があるわけではなく、わざとではない時でも、いつも巻き込んだり巻き込まれてしまってから後悔することが多いです。

損してしまうことが多い

総体的にみると、喜怒哀楽が激しい人は得をすることよりも損をすることの方が多いと言えるでしょう。やはり、起伏の激しさが災いしてしまうのですね。すぐにカッとなってしまったりすると、相手に悪い印象を与えてしまいます。人は良いイメージよりも悪いイメージの方が強く印象に残ってしまうもの。そういった意味でも、損してしまうことが多くなるのです。

喜怒哀楽の激しさを治したいのなら

それでは、喜怒哀楽の激しい性格を治すにはどのような方法があるのでしょうか。考えていきたいと思います。

まずは、深呼吸をして落ち着く

深呼吸をすることで、人は瞬間的に高ぶっている感情を静めることが可能です。すぐ感情的になり突発的な行動をしやすい人にとっては、あくまで一時的ではありますが強力なブレーキとなることになります。感情が高ぶってしまったりカッとなってしまった時には、ひとまず深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。

自分を客観的に見てみる

思わずカッとしてしまいそうな時には、まず深呼吸をして、それから周囲を見渡してみましょう。もし周囲に誰かが居たら、その時だけ相手の気持ちになって考えてみるのです。すると、いつの間にか自分のことを客観的に見ることが出来るようになります。これが出来るようになると、かなり理性的な行動が取れるようになるでしょう。

一度よく考えてから発言をする

カッとなってしまうと、何も考えずにそのまま思ったことを言ってしまったりしますよね。しかし、その一言をグッと飲み込んで発言する前に「言うべきか否か」を考える習慣をつけましょう。すぐに変わるのは無理かもしれませんが、意識をするだけでも変わって感情のコントロールが可能になっていくはずです。

喜怒哀楽の激しさは人間らしさでもある

喜怒哀楽が激しいということは、それだけ明確な感情を持ち合わせているということです。最も人間らしいと言えるでしょう。しかし、あまりに感情の起伏が激しいとトラブルの火種にもなりがち。時には自分の性格を見つめ直し、治すべき部分は治す努力をしてみましょう。