2017年7月11日更新

不幸自慢する人の心理とは? その対処法もご紹介

あなたの周りになぜか不幸な話を自慢気に話す、『不幸自慢女』はいませんか? 不幸自慢女はどんな心理で不幸な話をしてくるのでしょうか。不幸自慢がうざい時の対処法もご紹介します。

  1. 目次
  2. 不幸自慢をする人の心理とは?
  3. 不幸自慢をする原因とは?
  4. 不幸自慢する人の対処法は?
  5. まとめ

不幸自慢をする人の心理とは?

不幸自慢する人の心理

不幸なことは本来、人に誇れることではないですよね。しかし、そんな不幸話を自慢気に話してくる女が存在します。彼女たちの心理は? とにかく注目を浴びたい「かまってちゃん」な面があることがわかります。

人に心配されることに快感を感じる

不幸自慢女は、自分のする不幸話に反応してくれる人が大好きです。反応してくれる人たちは、とても優しく心配してくれるからです。不幸自慢女はそんな人たちから心配されることに快感を覚え、どんどんあることないこと言ってしまうのです。

これは、普段の日常会話では味わえない感覚なのです。皆でわいわい会話するのとは、訳が違います。不幸な話への反応と言うのは、自分にだけ向けられたものですから、不幸自慢をすることで、会話の中心になることができるというメリットがあるのでしょう。

不幸自慢でもしないと注目を浴びることができない

普通の人は、日常会話で人とコミュニケーションを楽しくとることができます。しかし不幸自慢女はそれが難しいのです。あるいは、自分が会話の中心にならないと気が済まないので、人から注目を浴びやすい不幸話をして、人の気を引こうとします。

不幸自慢をする原因とは?

不幸自慢をする原因

不幸話をする原因はどこにあるでしょうか? コミュニケーション能力の低さなどが大きな原因として考えられます。

コミュニケーション能力が低い

不幸自慢女は、不幸自慢以外のネタで人と会話を続けることが難しいようです。つまり、日常的なコミュニケーション能力が低いということになります。普通の会話で楽しい気持ちになれれば、不幸自慢などする必要がありませんが、不幸自慢女にとっては、不幸な話でしか盛り上がることができないのかもしれません。

本当の友達が少ない

友達と呼べる相手が少ないことも原因と考えられます。人間関係において、自分の居場所や価値が見いだせなく、それを求めて自分の存在アピールをしているのかもしれません。その手段が不幸話になってしまっているのでしょう。

とても寂しがりや

どのように周囲とつながればいいのかわからずに、不幸話で繋ぎ止めてしまうのが不幸自慢女の心理です。本当は普通に仲良くしたいだけなのに、うまくいかないので不幸自慢をしてしまうのです。本当はとても寂しがりやなのかもしれません。

不幸自慢する人の対処法は?

不幸自慢をする人はさまざまな悲しい原因を抱えていることがわかりましたが、そうはいっても、不幸自慢はやっぱりうざいですよね。ここでは不幸自慢をしてくる人への上手な対処法をお伝えします。こちらが少し大人になってあげるのがいいかもしれません。

やりがちな不幸自慢対決はみっともないのでしない

不幸自慢をされると、なぜか「わたしだってこんなことがあったんだから!」と言いたくなるのが人の心理と言うものです。なぜなら、誰だって不幸な話の一つや二つ、生きていれば持っているものなのですから。

しかし、相手が不幸自慢をしてきたからといって、こっちも不幸なんだからと、不幸自慢対決をしていては、お互いにエスカレートするばかりですし、周囲から呆れられますし、良いことは一つもありません。いくら、相手の不幸より自分の経験の方が不幸だと思っても、口に出さないようにしましょう。

話半分で聞いて自然に遠ざかればOK

不幸話はまじめに聞いていると、こちらまで暗い気持ちにされてしまうことがあります。ですから、相手が不幸自慢を始めたと思ったら、話半分で聞くようにしましょう。そしてエスカレートする前に、自然に理由をつけて遠ざかってしまえばOKです。

相手も、「不幸話で気分を悪くさせたかな?」と自覚する必要があります。相手のためにも、「その話おもしろくないよ」ということをなんとなく匂わせてあげることも大切です。

不幸じゃない部分を褒めてあげる

不幸話をする人は、とにかく人間関係を普通に築くことが苦手で、常に得体のしれない寂しさを抱えているものです。その考え方そのものが不幸なのかもしれません。ですから、こちらが少し大人になってあげると、相手のためにもなります。

相手が不幸話をしてきたら、大変だったねと軽く受け流しつつ、相手の幸せな部分を褒めてあげましょう。すると、相手も「わたしってそんなに不幸じゃないのかな?」と思うことができ、健康的な会話に発展させられるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。不幸自慢は聞いている側はうざいだけで、何も楽しくないのが本音です。しかし、不幸自慢をしてくる人と言うのは、さみしさや不器用さを抱えたかわいそうな人なのかもしれないと考えると、こちらが少し大人になって関わってあげることで、成長を促してあげられそうな気もしますね。